面白がる!!樹木希林さんのご本より考える
樹木希林120の遺言より
「面白いわよねぇ、世の中って。老後がどう、死はどうって、頭の中でこねくりまわす世界よりもはるかに大きくて。予想外のれんぞくよね。
楽しむのではなくて、面白がることよ。楽しむというのは客観的でしょう。中に入って面白がるの。面白がらなきゃ、やっていけないもの、この世の中。」
必然的に私の手元に来たこちらの本。
今日は少し私のことを。
実は、姑の介護が突然始まりました。
お姑さんとは結婚当初から同居したので、家族になってかれこれ20年近い。
本当に厳しくて、何度三つ指ついて頭を下げたことか。(本当の話、私偉いわ)
しかし、明るく面白い姑であった。
ドラマで見るような、嫁姑バトルなども一通り経験し、
ある日突然、認知症になった義母。
いや、もしかすると、もっと前に発症していたかもしれない。
人前では、毅然とした態度をする義母ですから。
なので、紙おむつだって、息子の時以来の経験。
介護用のパンツなど見たことも触れたこともない。
お風呂介助だって初めてだ。
でもやるぞ!と腹をくくると人間出来るものだと知った。
窮地に立たされると、自分の内なる底力を知るのだとわかった。
そんな中、届いた本。
「面白がってやってみる」
と書かれている。
介護も面白がってやってみたら愚痴が減った。
腹が立つことも多いが、
結局、笑いの方が多い毎日。
振り返れば、育児もそうだ。
子育て世代の皆様へ。
今は初めてのれんぞくで目が回ることも多いかもしれませんが、
(そんなことないわ、という方もいらっしゃるでしょう)
子育てって、幸せな時間です。
子供って、本当に可愛いですね。
(認知症って、本当にわがままになりますよ)
でも、これもそれも人間の真の姿です。
生まれる命、最期の炎を燃やす命。
どちらも同じように美しく強いものだと私は考えます。
くれぐれも、風邪をひかないように、お気をつけください。
サロンにも遊びにいらしてくださいね🌈
ヘア&エステティックriche
エステティシャン いしづかしほ
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